第6回JSCRSサマーセミナー 世話人代表

慶應義塾大学　根岸 一乃

JSCRSサマーセミナー 一新しました。

このたび第6回JSCRSサマーセミナーを開催させていただくことになりました。これも一重に皆様のJSCRSへの多大なご協力・ご支援の賜物であり、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
JSCRSは白内障および屈折矯正手術という２つの柱からなります。現在、白内障手術は高いQuality of Visionが要求され、屈折矯正手術としての側面が重要性を増しています。一方、日本における屈折矯正手術は、一定のニーズがありながらも数年前から症例数が激減し、世界のトレンドとは乖離した状況です。

 本セミナーは、昨年の第5回まで “屈折矯正手術を身近なものに”というテーマのもとに、屈折矯正手術に関する話題を中心に開催してまいりました。
今年からはさらにパワーアップして、会期を2日間にし、テーマも“Smart cataract and refractive surgery　~白内障手術と屈折矯正手術の融合～”と、一新しております。
すなわち、JSCRSの２つセミナーのうち、“ウインターセミナー”はこれまでどおり手術手技に主軸を置き、“サマーセミナー”は白内障手術を含めた広義の屈折矯正に主軸を置くようにしました。前眼部術者の皆様には、ぜひ両セミナーにご参加いただき、最新情報を得ていただくとともに、熱い討論をかわしていただければ幸甚の至りでございます。
それでは夏の終わりの東京で、皆様にお会いできることを世話人一同楽しみにお待ち申し上げます。