第6回JSCRSウィンターセミナー 世話人代表

大内眼科　大内 雅之

　このたび第6回JSCRSウィンターセミナーを開催させて頂くことになりました。
これもひとえに皆様方のJSCRSへの多大なご協力とご支援の賜物であり、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

　JSCRSウィンターセミナーは、白内障手術に力を入れている術者、もっと上達したい術者が､毎年約300名参加する、総会とは少し趣の違うセミナーです。データを中心に手術をサイエンスとして斬る総会に対し、こちらは小規模研究会の魅力を生かし、より実際的で、術者の感性やアートの部分を共有できるセミナー、と私は位置づけています。
その様な中で、私が代表を務めさせていただく今回は、ALL-NEW Smart Cataract Surgeryと題して、プログラムを一新させました。具体的には、ご参加いただいた先生方に楽しんで頂きながらも、明日の手術からお役立ていただける「お得な」セミナー、を重要コンセプトとして企画を練りました。

初日の夜は、新企画OPL in Japanと題し、全国の腕自慢、口上自慢が、複数名でチームを組み、制限時間内に次々とimpressiveなビデオとその解説をしてゆき、参加者のジャッジを仰ぐと言う､全く新しくエキサイティングなコーナーで盛り上がって頂きます。
そして2日目は､一転、手術の様々な局面で日常的に遭遇する小さな問題を、一気に解決させる流石のアイデアを、3名の個性的な演者が立て続けにご紹介する「俺の白内障手術」のコーナー、もう一つは、白内障手術において、多かれ少なかれ皆が悩みを抱える部分を、トレンドをまじえたレクチャーで頭の整理をして頂く、ハードボイルドなセッション「白内障手術～日本一受けたい授業」で、ご参加された皆さんの翌日からの手術をOne-Upして頂けること請け合いです。

それでは、師走のご多忙な時期ではありますが、いつもの赤坂で皆様方にお会いできることを世話人一同楽しみにお待ち申し上げております。